焦土作戦
焦土作戦とは買収を仕掛けられた企業が保有する重要な資産、
「クラウンジュエル」をあらかじめ売却することをいいます。
結果、相手が得られるメリットを小さくすることで、
買収意欲の低下を図る防衛策のことをいいます。
ライブドアに買収を仕掛けられていた当時のニッポン放送は、
傘下のポニーキャニオン株の売却を行い、
ライブドアに対抗するため焦土作戦を実行しました。

クラウンジュエルは「王冠に付いている宝石」という意味で
企業の重要資産を指しますが、
焦土作戦そのものをクラウンジュエルということもあります。
ライブドアの買収提案ではニッポン放送買収により
フジテレビジョンやポニーキャニオンの間接支配を狙っていました。
同放送が持つこれらの株式を事前に売却されると大きな痛手となるわけです。
なお焦土作戦の名前の由来は、
19世紀ナポレオン率いるフランス軍がロシアに遠征していた時。
ロシア軍はひたすら撤退しつづけたが周辺の町を焼き払いながら撤退したため、
フランス軍は町から武器・戦利品や食料を補給することができず、
非常に苦しい状態になったというエピソードによります。
[ 買収防衛策あれこれ ]
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